るろうに剣心 伝説の最期編(9月30日鑑賞)
一ヶ月前に前編の京都大火編を観ました。そちらはアクションもドラマも盛り込んであって、後編を楽しみにしてたのですが、ちょっと物足りなかったかなと思いました。
何しろ前編で国盗りのために集められた十本刀が後編ではあまりにあっさりと倒されていくとは思いませんでしたので。
というよりも剣心の修行部分に尺を割きすぎているのかなと思いました。不殺の誓いを守りながら生きていく決意を固めるというドラマのためには必要だとはわかりますが。
それと蒼紫との戦いも本当に必要だったのか…前編からそうでしたが、全然関係ない所にやって来て「抜刀斎はどこだー⁉︎」と暴れているのがだんだん笑えてしまいました。(笑)
だけど終盤のバトルは良かったです。ほとんど志々雄のオンステージ状態でした。やはり振り切れた悪役を見るのはいい。
ただ私がこの映画に求めるものと一般客が求めるものは違っていたのかなと思いました。きっと多くの方はドラマチックやラブストーリーを求めていて、私は派手なアクションと悪役の振り切れぶりを求めていたのだと。多くの人の需要に応えてヒットしたのはいいことです。