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喰う寝るふたり住むふたり第4巻/感想ネタバレ注意!あらすじ・出不精のふたりが思い切って旅行に行くのですが…。 #マンガ


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喰う寝るふたり住むふたり 第4巻

「喰う寝るふたり住むふたり」は付き合って長い”三十路手前社会人”男女の同棲生活を描いた日常ものです。
1巻から読んでも途中巻から読んでも物語に入りこめる1話完結型なのですが、1ストーリーを男女両視点から描いているので尚面白く読み込めます。
わたしも学生時代からお付き合いをしている彼がおり長く同棲をしている身であるため、この作品は他人事ではなく、かなり引き込まれてしまいました。

彼女視点からのストーリーには同調する部分も多く、彼視点のストーリーでは日々の反省点に気づかせてくれます。
いつものほほんとしている彼としっかりものの彼女。今回購入した4巻は日々出不精のふたりが思い切って旅行に行くのですが、”彼のプランニング”で旅に出るのです。
女性というものは、なぜか期待が膨らんでしまう性質を持っています。
そして上手くいかなければいかないほど、気持ちは沈んでなかなか浮くことはありません。
「でも頑張ってプラン練ってくれてるし盛り上げてくれているし…」
そんな複雑な心情をなかなか絶妙に作者の日野さんは描いています。
最終的には「やっぱりふたりだから楽しいんだ」とハッピーな感じで終わるのですが、始点と終点が同じとはいえ互いのストーリーは異なる点が多く、女性は男性の考えが・男性は女性の考えが改めて確認できる参考書のような作品に仕上がっていると思います。
ぜひ、カップルの方々にはお二人で読むことをお勧めしたいです。