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運動会でのリレーの失敗をふり返る、私はアンカーを務めました・スポーツの秋のコラム。 #SPORTS


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運動会でのリレーの失敗をふり返る。

今週のお題「運動会とスポーツの秋」

私は現在32歳の主婦です。子供の頃から運動は苦手でした。そんな私は小学生の頃、運動会のクラス対抗リレーの選手に選ばれたことがあります。当時の私は細身で長身でショートカット、いかにもスポーツ万能そうな外見をしていました。だらしない体型へと落ちぶれた今では想像もつかないことでしょう…。
立候補者が足りず推薦。なんちゃってスポーツマンの私に票が集まるという事態になりました。断りきれず、運動会の日まで憂鬱な日々を過ごしたのを覚えています。

クラス対抗リレー。言うまでもなく運動会の花形競技です。私は走る速度は中ぐらいだと思いますが、何より走行フォームがかっこ悪いのです。ずばり変だと笑われたこともありました。早く走れば走るほどかっこ悪い走り方になることがコンプレックスで人前で走ることが嫌いでした。

運動会当日、私はアンカーを務めました。早いメンバーを先にして差をつけて私へとつなぐという作戦だったのではないかと思います。
その作戦通りに私はぶっちぎりの1番でバトンを受け取りました。イケる!心の中で念じながら夢中で走りました。しかし、ゴールテープを切ると思った瞬間、2番手の選手に抜かれてしまったのです。クラスのため息と相手チームの歓声、今でも忘れません。
クラスの期待を裏切り自分のせいで負けてしまったこと(もともと実力なんてなかったのですが)、ダサい走りを見られてしまったこと、申し訳なさと恥ずかしさでいっぱいでした。

ゴール手前で終わったつもりになり気を抜いてしまったのではないかという後悔。「最後まで全力で」なんていうのはよく言われることですが、私は身をもって体験しました。

走る練習をして、もう少し自信を持って走れるようになればよかったのかもしれません。ただ、これは理想が高いかなとも思います。

今思う当時の私がすればよかった事は、憂鬱な気持ち、困っている事、置かれている状況をもっと誰かに話す事。家族や友達や先生、話しやすい人に相談すればよかった。内気な性格のためなかなかうまくできなかったのですが。憂鬱な気持ちが少し軽くなったかもしれない。一緒に練習しようと言ってくれる人がいたかもしれない。
1人で悩まず相談することは様々なトラブルや理不尽な事においても大切な事だと私は思います。

私にはとても強烈な想い出となったクラス対抗リレーですが、このリレーのことを覚えている同級生はおそらくいないだろうなぁ。