ナカノ実験室

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オレが悪魔で、アイツが嫁で。全2巻(あるまるみ)感想&あらすじ・主人公、霜月初香、身寄りがなかったために児童養護施設で暮らしていた…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

身寄りがなかったために児童養護施設で暮らしていた小学5年生の女の子、霜月初香。彼女は「家族」というものに強い憧れをもっており、空からいきなり降ってきた悪魔、アンザムと結婚してほしいという契約を結びます。その契約は寿命が縮んでしまうというものだったのに、ためらうことなく願うという描写になんだか切なくなる思いでした。

アンザムという悪魔は、悪魔界では契約0の落ちこぼれで、営業成績最下位のアホ悪魔です。その後いきなり施設を飛び出して、路上生活を始めるのですが、そこへ現れた神父に拾われ神父の拾われ、3人で共同生活を始めることになるのです。

この悪魔界では、人間の寿命を欲望を叶える(=契約をする)ということでポイントを稼いでいくようですが、どうも営業下手というかもう少しうまくやれば簡単に寿命が無くなるんじゃないかと思います。相手はたかだか小学5年生の女の子なのだし、ちょろそうなのになと。

しかもなんのためなのかよくわからない家事などを自身の魔力を使うことでこなすし、脳みそがダメだとどこでもダメだなと思いました。しかもツイッターのようなものに「契約成立なう」とかツイートしてるし。どちらかというと女の子向きの作品なのかなと思います。ただ年齢はもう少し上の方がよかったじゃないかと思います。小学生の女の子用の漫画にしては少しバイオレンスな描写が多いので。