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銀のニーナ5巻まで(イトカツ)感想&あらすじ・東京で職を失ったために田舎に帰ることになった志摩崎修太郎という27歳の男…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

ハーフで銀色の髪の毛をもつ美しい少女ニーナ物語です。東京で職を失ったために田舎に帰ることになった志摩崎修太郎という27歳の男。嫌々ながら実家の玄関の扉をあけるとそこには銀髪と美しい青色の瞳の10歳の少女、ニーナがいたのです。

舞台がなんだかとてもへんぴな街のようですが、ゆったりとした作風にあっているのでとても素敵だなあと思います。ニーナが一緒に暮らしている叔父、修太郎のことを「シュータロー」と発音するのがとてもカワイイです。台風が来たり、一緒にお風呂に入ったり、初めてカレーをつくったり...もうすぐ子供が生まれるのでこんな風に少しずつ「初めて」を一緒に経験していくのかなと思うとなんだかとてもわくわくしました。

中でもカレーをつくるというエピソードがすごく好きで、私の夫とこれから生まれてくる子供もこんなふうにきゃいきゃいしながらご飯をつくったりするんだろうなと思いました。「よつばと!」のよつばちゃんと違って、ニーナはもう少し複雑なことも考えられて、思春期の入口に立つ女の子としての難しい葛藤もしていて、面白いなあと思います。共通しているのは世の中がキラキラして見えるということです。羨ましい。世界が美しいというところだけ見えていた感じにもう一度戻りたいなとすごく感じさせられる作品でした。