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海とドリトル1巻(磯谷友紀)感想&あらすじ・主人公は亀山七海という大学生の女の子。彼女は彼氏と別れた…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

主人公は亀山七海という大学生の女の子。彼女は彼氏と別れたばかりで傷心をいやすために富士山に登ります。するとそこにはクジラを探す男たちがいて、ひょんなことから彼らと一緒にクジラを見に行くことに。なんと本当に海に出た彼女は実際に肉眼で巨大で美しいクジラを目にします。

感じたことのない高揚感を覚えた彼女は海洋動物の行動測定をするという研究室に編入をするのです。だ1話はかなりかけ足で物語が進んでしまうのですが、こういう出会いやきっかけで自分のやりたいことがどんどんと切り広がっていくという感覚はすごく爽快で他では決して同じ感じにならないので羨ましいなと思いました。

カブトガニにアサリを与えるというシーンも面白かったのですが、そのシーンの直前、佐可井という人物の喋り方が私の夫にすごく似ていて、理論的というか結論をいうのにすごく時間がかかるというものでどうしてあんな話し方になるのかよくわかりませんが、どうも学会に論文発表というものに出席すると自然とそんな話し方になるのだそうです。

本当でしょうか。海洋生物の生態調査ってすごく天候に左右されるであろうにすごく面白そうに学んでいる主人公の姿勢がとてもいいと思いました。登場人物たちがみんな海が好きというのが素敵です。