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ブレイクブレイド全13巻(吉永裕ノ介)感想&あらすじ・石英という鉱物を命令を与えたり動かしたりできる魔法の能力をもつという世界…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

生まれてきた人間すべてが生まれつき石英という鉱物を命令を与えたり動かしたりできる魔法の能力をもつという世界でのお話です。その能力を使って人々はエネルギーや照明にしたり、機械の動力源にしたりして生活をしていました。

しかし100万人に1人の確率で生まれると言われる生まれつきその能力をもたない「魔力無者(アン・ソーサラ―)」と呼ばれ脳無し扱いをされ続けてきた、ライガット・アローという25歳の青年が主人公です。石英って光ることができるんだという疑問が最初に思いましたが、まさか地中から化石燃料がとれないから、石英をエネルギーやエンジンにも使用するなんてすごすぎます。

そんな永久機関みたいな世界で生きてみたいです。ただ、この話のコンセプトがロボットを兵器として使用する争いを主とした物語なのであまり世界の発展については触れられていません。この世界では、戦闘兵器として人間型の魔動巨兵のゴゥレムと呼ばれるロボットに乗って戦います。

石英採掘場で、古代人がつくったとされる古代ゴゥレムが発掘され、誰一人動かせなかったのにも関わらず、能力をもたないはずのライガットのみが偶然動かすことができたというところから物語は動きだします。アニメ、映画化されていてとても人気のある作品だけあって飽きずに読めました。