ナカノ実験室

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デストロ246・3巻まで(高橋慶太郎)感想&あらすじ・レストランチェーンを経営する実業家・透野は南米で…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

レストランチェーンを経営する実業家・透野は南米でマフィアから二人の美少女殺し屋を買い付ける。翠と藍と名付けられた彼女たちは高校に通いながら、透野の妻子を殺した人間を捜していた。だが、その道行きで別の凶悪女子たちと知り合い、事態は思わぬ方向へ加速していく。

キャッチコピーが「クソ凶暴な女子がメイン」と書かれていて暴力的で血みどろ、というよりは凶暴という言葉がぴったりな作品でした。主に殺しをするのは暴力団なのでどうとも思いませんが、女の子同士ががつがつとハングリーに戦いあうというのもかっこいいなと思いました。

もし自分の子どもに娘がいて、彼女がこんなことしていたらなんで産んでしまったんだと自問自答してしまうだろうなというくらいとにかくロックで凶暴な感じです。イラストはどちらかというと動きがなくてかたい質感があるように感じます。でもそれが逆に洗練されているようで美しくてどきどきします。

戦闘シーンは本当に息をのむほど美しく、めちゃくちゃにかっこいいと思いました。銃撃戦はもちろん、体術やナイフをつかった戦闘術などもキレがあってかっこいいです。今、身重である身としてはこれだけ俊敏に動いているところをみるとちょっと羨ましくなります。