一言感想
芯が強いっていうのは、身分っていう形をも超えるんだなぁとしみじみ感じた。
面白いところ。
紳士といって、意外とあくどい事をしてやってのけてしまうところ。そして、笑って何もなかったかのように、戻る。心が広いのか狭いのか、はたまた、最初から広くないのか。1巻だけでは、足りない。今後が楽しみ。
好きなエピソード。
就職した坊ちゃま。まず最初は、庭の草とり。新しい事ばかりで楽しくてしょうがない。しかし、指導してくれる人がとても嫌な感じの人。しかし、そこは心を大きく持ち、進めていく。
とても寛大だ!と思った直後、なんと、蟻の大軍をその指導員が寝ている腹の上へハラハラと。まぁ、蟻はさっきのおかえしとばかりに、噛みまくる。それを見て、笑ってはいけないと思いつつ笑ってしまう。
そして、自分はいいのだが蟻は許さない。とかっこいいようなことを言いつつ、肩を震わせているのが面白い。なんか、大笑いというか、なんか地味に笑いがこみあげてしまう。
作者に関して。
代表作には、「今日から俺は!!」や「天使な小生意気」などがあり、ありそうでなさそうなところが、受けいれやすくみてしまうのかもしれない。絵もきれいなので、そこから入る人もいるのかも。
私的には、1巻から面白いマンガを描かれるので、とてもオススメの作者さんの1人。