素敵な選taxi8話 竹内豊 バカリズム
だいたい結末が読めてしまうのについつい観てしまうドラマのひとつ。1話完結のようでいて意外に繋がっていたりするから面白い。
今回の8話は、孫娘と祖父母の話だったので、おじいちゃんおばあちゃん子のわたしは自分のことのように思って感情移入させられた。
祖父の最期に立ち会えなかった孫娘は過去に戻り、祖母もまた後悔を拭うために過去に戻る。いつものごとく過去に戻ってめでたしで終わるのだが、今回ちょっと面白かったのがいつもの出演者(行きつけの喫茶店店員や主人公のタクシー運転手自身)も依頼者が過去に戻る度に巻き込まれるところ。
毎回思うのだが、よくこんなに複雑に絡まっては繋がる話しを描けるなあと、感心してしまう。過去に戻るだけでなく喫茶店での常連客とマスターとのやりとりもいちいち可笑しい。
8話の最初に亡くなった祖父がタクシーに乗り30分前に戻ったところからはじまり、ラストも祖父が乗るのだがそこだけよく読めなかった。
後になって、もうだめかもしれなくなった祖父がタクシーに乗り過去に戻って愛してるとつたえることが出来たということ?