機動戦士ガンダムSEED 未来に向かって
機動戦士ガンダムシリーズは多くの根強いファンがいますが、このSEEDシリーズは私を含め多くのファンの心を鷲掴みにした人気作品だったお思います。
そんな機動戦士ガンダムSEEDの最終回、やっとコーディネーターとナチュラルの間で起こった大戦ともいえる戦争が主人公のキラを含めた第三勢力の活躍もあり停戦となりました。そのときの感動は今も忘れません。何よりも多くの犠牲はありましたが、生きていてほしいと願っていたキラやアスラン、ディアッカなどが生き残っていてくれたのが嬉しかったです。
私は個人的にバスターに乗っていたディアッカのファンだったのですが、彼が死んでしまったらどうしようといつも不安だったので最終回をみて生き残っていたことに本当にほっとしてしまいました。
また、アークエンジェルのCICを担当していたミリアリアが生き残っていてくれたのも本当に感激でした。
ミリアリアはディアッカに作中深く関わっていた少女です。
ミリアリアの敵方であり、コーディネーターであったディアッカ、そのディアッカがナチュラルであるミリアリアを守りきり、最終回を迎えたことには大きな意味があったと思います。
この作品の根底にはナチュラルとコーディネーターの争いを通して差別問題について訴えているところがありました。また科学技術が発達し、クローンを作ることも可能になった私たち現代人にとってこのSEEDの問題は将来私たちにも起こりうる可能性があると思います。
そのとき私たちはどうなるのか、このSEEDのように争いとなってしまわないようこのSEEDシリーズ、ひいては最終回をみた人々なら必ず考えさせられたのではないでしょうか。
私たちにたとえそのときが訪れたとしても、ディアッカとミリアリアがわかりあえたように、私たちにも種族、人種を超えて共に立ち向かっていくことができるのではないでしょうか。
ありがとう寄稿。
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