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ハーメルンのバイオリン弾き/最終回・結末感想ネタバレ注意!双子の妹であるサイザーは実につらいシーンが多かったのですが…。 #COMIC


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『ハーメルンのバイオリン弾き』、感動の最終回

かつてガンガンコミックスによって連載された、作者・渡辺道明氏による全37巻のファンタジー冒険漫画、それが『ハーメルンのバイオリン弾き』です。

主人公で勇者のハーメルが北の最果ての地にいるすべてのモンスターの元凶・魔王ケストラーを倒すべく、そしてとらわれている母パンドラを救うべく仲間とともに度をするお話です。
ハーメルはもともと魔王ケストラーと人間であるパンドラとの間に生まれた子のため、モンスターの血を引いています。

それゆえに魔王の血を飲むと体がモンスターとしての力を増強させてしまうのです。ですがハーメルはケストラーを倒すべく、自身がモンスターになってしまうことも顧みずケストラーの首に噛みつき血をむさぼり、ついにはケストラーを倒してやっと母を救い出せました。
ところがケストラーはすぐに復活し、母を殺してしまいました。

絶望に打ちひしがれるハーメルのもとに仲間でありスフォルツェンド国の王女であり恋人のフルートが駆けつけ、ケストラーに襲われそうになりますが魔法の力ではねのけ、さらにその場で殺された人々をよみがえらせました。そしてハーメルは今まですべてのモンスターを倒してきた己の武器・バイオリンで「ベートーベン交響曲第九番・歓喜の歌」を演奏し音楽の力でケストラーを弱らせ、見事にパンドラの箱に封印することに成功したのです。
こうして世界からモンスターは消え、ハーメルはフルートと結婚したくさんの子供に恵まれ幸せに暮らしました・・・というお話です。

連載初期は下品なギャグが多めの王道の冒険漫画?のようですが、最終回ではあらゆる人々の家族を思う心に号泣しました。特にハーメルの双子の妹であるサイザーは実につらいシーンが多かったのですが、最後の最後に幸せをつかみ心から祝福できてよかったです。作中で一番好きなキャラクターでした。