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ピグマリオ(和田慎二)最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・メデューサが母を石に変えた理由は…。 #漫画


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ピグマリオ 和田慎二 王道ファンタジー

元精霊の母とルーン国王の間に生まれた主人公クルトの冒険譚です。
平和なルーン国に妖女メデューサが現れ町を荒らし、母を石に変えられてしまいます。最初は母を元の人間に戻すことがきっかけでしたが、旅を進めるにつれて自国ルーンがどれほど恵まれた国であったか、苦しむ人々がどれほどいるか、母が元精霊であったことが自分にどれほどの恩恵をもたらしていたかを知っていきます。
最後はメデューサを打ち倒します。

メデューサが母を石に変えた理由は、2人はもとは(前世)で1人の人物であり、子供を持ち育てることが決められた女性だったとしらされます。
本来は生まれ変わったどちらも子を持てないはずでした。
ガラティアは精霊をやめて人となり、クルトを設けた、嫉妬と裏切られた怒りで石に変えたと述べた上で、
メデューサは「ガラティアがおまえの光の母なら私はお前の闇の母、自分を打ち倒してさらに(おそらく王道をという意味と思いました)進んでいくがいい」と言ってのけ、クルトはメデューサを打ち倒します。
ピグマリオを読んだころはメデューサの言い分がよくわかりませんでした。
単純に考えれば
クルトを我が子に思う部分があり、息子に世の中の厳しさ、人々の命の重さ、導いていく力、特に王道がなんであるかをかんがえさせるためなんですが。
母と語ってる部分に違和感があるんです。
ほっといてもクルトはルーン国である程度学んだあと自分で旅をするなりすれば勝手に王道を習得できるだけのものは出発当初からもってます。

メデューサが荒らしまくったおかげで成長が早まり、闇を打てるほど強くなれたのはありますが。

もともとそういう子の成長って親をはじめとした周囲がつくりあげてくものだしメデューサがやることなのかと思いました。

嫉妬に怒り狂ったのはわかるけど闇とはいえ、あそこまで暴虐なことをしておいて母と名乗るのは納得できなかったです。

他の部分の終わり方は大体すきです。

アスナスとリシェンヌがくっついたのはやったーと思いました。
大きいオリエはともかく、小さいオリエが蘇ったのはちょっと贔屓っぽい気もしますが、がんばってきたクルトへのご褒美ということなんでしょう。

番外編はもう、望み通りのストーリーでした。
でもこれじゃお話になってかないんですよね、残念です。

ありがとう寄稿(マンガ感想記事)。

最終話で泣くことはアニメでもドラマでも多いと思うのですが、私はほぼ毎話泣いていました。

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