ものの歩・第31局「宿題」(池沢春人)
今回の簡単なあらすじ。
仙國と信歩の対局は、信歩の敗北という形で決着がつく。勝利にあと一歩届かなかった信歩は悔し涙を流してしまうが、周りからは信歩の将棋が認められ、拍手を送られるのだった。
かやね荘の他のメンバーも到着し、泰金に宿題が出来なかった報告をする信歩。しかし、改めてプロになる意思を固めた信歩は、ようやくかやね荘の本当の仲間として受け入れられたのだった。
今回の内容で面白かったところ、一番好きだったシーンは?
泰金より「それでも、こっちへ来るのかい?」と問われ、改めてプロになる意思を固めた信歩の強い瞳が、間違いなく今回1番の見所だったと思います。
信歩の将棋に贈られた拍手のシーンも、努力が報われた感じがして良かったですし、竜胆と蒼馬の掛け合いも清々しくて微笑ましくて、彼らが仲直りできて本当に良かったと感じられました。
仙國にも、救いがあったところも良かったと思います。
今回の好きなキャラクター、注目した登場人物は?
みなとはキツイ性格で特別好きなキャラクターではありませんでしたが、今回の話を読んで、しっかりと信歩を良い方向に導けるキャラクターの一人の様な気がし、好きになってしまいました。
「あんたの将棋に贈られたもの。準優勝を誇って立つことがあんたが負かした連中への責任よ」というのは名台詞だと思いました。
次回の展開予想や希望や想像など。
敵であり、ライバルとなる事を意味する「プロを目指す」という目標。ですが、そうなってこそ、初めて同じ道を往く仲間として、本当の意味でかやね荘のメンバーとなることが出来るのですね。
今回の話で、大きな序章が終わった、という印象を持ちました。
今後、信歩がプロに向けてどのように成長していくのか、とても楽しみです。
ジャンプ感想寄稿。
今回は序盤から中盤にかけて、磯兵衛はツッコミ役に回っていて少し新鮮でした。花岡くん程ではないですが、なかなか冴えたツッコミをしていると思いました。
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大会が次回から展開されるけれど、何だかんだで磯兵衛のことなんで、いろいろな幸運で優勝するけど、結局報奨の場所は微妙な場所だったとかそんなオチくさいなぁと思います。
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