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三角関係のもつれで人が自殺したり、その罪の意識にさいなまれて、時間がたって命を絶つ人の話…書評・感想「夏目漱石著:こころ」中学二年生読書感想文の宿題で選んだ本(ネタバレ注意)。


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夏目漱石著「こころ」を読んでみた。

 忘れもしない中二の夏休み、私が宿題の読書感想文を書くために選んだのが、新潮文庫の100冊にも選ばれていた、夏目漱石の「こころ」でした。読み始めて「あー、失敗したな」と思ったのも懐かしい思い出ですが、こんな三角関係のもつれで人が自殺したり、その罪の意識にさいなまれて、時間がたって命を絶つ人の話など、読みたくないなぁーと思ったのも事実です。
 とても有名な作品なので改めてあらすじをお知らせしなくても良いような気はしますが、主人公の私と、先生とその奥さん、そして先生の回想部分で先生の友人のKが出てくるのですが、まずエリート大学生が東大出身らしい世捨て人の様な生活を送る「先生」と知り合います。綺麗な奥さんと二人で暮らす先生にはどうも。秘密があるようで、そのことを知りたいと思っていた主人公の元に、先生から遺書ともとれる自分の過去を振り返った長い手紙が届きます。それによると過去、先生が学生だったときに下宿先に苦学生で友人だったKを誘ったところから話が、始まります。Kが下宿先のお嬢さん(のちの先生の奥さん)を好きになるのですが、それを知って先生はKを出し抜いて、下宿先の奥さんにお嬢さんと自分の結婚を承諾させてしまいます。その結婚話を下宿先の奥さんから聞かされた2日後にKは自殺してしまいます。
 内容が難しすぎたのだろうと思いますし、今、大人になって読むことになれば、多分もっと深いものを感じるのでしょうが、その時の私には、よくある3面記事や女性週刊誌の見出しになりそうな話にしか思えませんでした。
 夏目漱石先生もこんな解釈しかできない、人間に「こころ」を語ってほしくはなかったろうなあ、とは思います。

ありがとう寄稿。

「天国では海の話をするのが流行っている」というファンタジックな始まり方で、二人の男は強盗したり女の子といちゃいちゃしたりしながら逃避行を続けていきます。

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