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感想・書評「アンマーとぼくら:有川浩」ネタバレ注意・主人公が継母と沖縄を巡りながら、過去の自分を見つめなおします(レビュー)。 #読書


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アンマーとぼくら 有川浩 表紙が美しいです。

主人公が継母と沖縄を巡りながら、過去の自分を見つめなおします。祖父母や父や母、継母との思い出を回想しながら、子供の頃の自分にはわからなかった、彼らのそれぞれの思いや優しさを知っていきます。徐々に穏やかな気持ちになっていく主人公の心が丁寧に描かれていて、読みすすめながら優しい気持ちになりました。アンマー(継母)の考え方や生き方が素敵で格好よかったです。

血のつながりだけではない家族というものについて考えさせられました。そして、日々のすぐに忘れてしまうような小さな出来事がとても愛おしいと感じ、家族と一緒の時間を大事にしたいと思いました。両親に親孝行したいという気持ちになります。想像していたラストと違っていて、思いがけない結末でしたが、切ないながらも心地よくて泣けてきてしまいました。沖縄の自然、史跡、食べ物、風習などが物語のなかで効果的に語られていて、沖縄の景色や風、雰囲気を感じることができました。かつて旅行した沖縄が懐かしく、遊びにいきたくなりました。

ありがとう寄稿。

沼田城に立ち寄った昌幸と信繁を、武装した信幸の妻、稲が勇ましく追い払ったシーンがとても印象的でした。さすが本多忠勝の娘、槍を構える姿もきまっていて、ものすごくかっこよかったです。

真田丸36回「勝負」テレビ感想&あらすじネタバレ注意・主に第二次上田合戦の様子について描いた回。沼田城に立ち寄った昌幸と信繁を。 #TV | おすすめ面白い小説用ブログ。