アルスラーン戦記6巻/感想ネタバレ注意！あらすじ・ペシャワールに入城！奴隷を解放し、パルスをルシタニアから取り戻す…。　#COMIC

アルスラーン戦記6巻/表紙のファランギースが素敵

アニメで原作小説で続きを知っているけれど面白い漫画版アルスラーン戦記。6巻を開いて、まだここだった！ペシャワールにも入ってないんだな！とちょっと驚きました。

キシュワード大活躍の6巻。シンドゥラを追い払う時も、アルスラーン一行を出迎える時も。キシュワードきれっきれで笑えました。強くてかっこいいのだけど、イライラしている感じのキシュワードが可愛く思えて笑ってしまいました。

ナルサスと再会して喜んだのもつかの間。ナルサスの妻と宣言するアルフリードの一言でエラムがナルサスに向ける表情は必見！！こんなに、尊敬しているナルサスに対してのエラムの軽蔑がすごい。これから、エラムとアルフリードに挟まれてワナワナするナルサスが見れると思うとこれからが楽しみです。

無事、ペシャワールに入城！奴隷を解放し、パルスをルシタニアから取り戻すと言い切るアルスラーンに、キシュワードが心を震わせたシーンがとても好き。アルスラーンがペシャワールまでの道でひとつ逞しくなったと感じます。

様子のおかしいバフマンは軍議でも出兵をこばみます。バフマンに手を焼く一行だが、ペシャワール城内に銀仮面卿が現れる。鉢合わせをしたアルスラーンと銀仮面。怒りに震え剣をぬく銀仮面にアルスラーンは追い詰められますが、かけつけた部下たちが銀仮面をおいつめます。あと一歩のところ。バフマンの一言がその場にいた全員の動きを鈍らせ、銀仮面はなんとか逃げ出すことができます。

「その方を殺せばパルス王家の正統な血が絶えてしまうぞ！！」

バフマンの言葉はつまり、アルスラーンは王家の血を引いていないと宣言したのも同じこと。そして銀仮面も、その言葉に首を傾げていた。アニメでは同じシーンでバフマン死んだけど、漫画ではまだ死なないのね～。

悩む隙もなくシンドゥラが国境を突破しペシャワールに向かって進軍中という知らせが飛び込んでくる。動揺をみせず王太子として軍義に現れたアルスラーンをなにも言わず迎える一行が優しくて素敵でした。

さて、シンドゥラ編がはじまった！次からいよいよ新しいお話！次巻がまた楽しみです。