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感想・書評「「一分」をつらぬいた侍たち:岡本隆雄」ネタバレ注意・井原西鶴の代表作『武道伝来記』。諸国の敵討ちに関する話を集めたもの(レビュー)。 #読書


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『「一分」をつらぬいた侍たち』(岡本隆雄):古典の読み方は1つじゃない

井原西鶴が武士を題材にして描いた作品の代表作『武道伝来記』。諸国の敵討ちに関する話を集めたものであり、当時の武士がどのような存在であるかを知ることが出来る名作とされています。しかし『武道伝来記』には敵討ちの構図が微妙な物語やいまいち面白さに欠ける物語がいくつかあります。

著者も同じことを感じたようで、『武道伝来記』をただ読むのではなく、当時一般的だった歌舞伎の方式と当てはめることでもっと物語を楽しめると提唱しています。実際、歌舞伎のキャラクター造形や場面展開が『武道伝来記』とぴたりと合うことが本書では立証されており、『武道伝来記』を歌舞伎的に読むことはあながち間違いではなさそうです。また『武道伝来記』には井原西鶴が理想とした武士像、すなわち武士としての本道を尽くす武士像が反映されていると本書ではしてきされています。私たちが理解できない部分こそ、井原西鶴が理想とした武士像の条件が書かれている部分なのかもしれません。古典文学の読み方は1つではないことを感じさせる1冊でした。

ありがとう寄稿。

4歳と6歳の子どもを連れてペットを観てきました。久々にアメリカンジョークでばか笑いをしたくなったのと、もれなく私に付いてくる動物好きの子どもたちも楽しめる映画を、と思ってこの作品を選びました。

セントラルパークの綺麗な紅葉やニューヨークの街並みに、3Dって凄いな~と…映画感想レビュー「ペット」評価ネタバレ注意。 #MOVIE - みんなの芸能ブログ。