調理場という戦場: 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 斉須政雄
この本は調理師だけで無く、違う職種の方が読んでも絶対為になる一冊です。
一人の人生が濃くしっかり書かれています。
仕事に行き詰まったときには何かヒントになると思います。
私もこの本を読むたび色々と救われることがあります。
私の場合は自身が調理師なので特にですが。
斉須さんは若くして自分を変えたいが為に言葉もわからないフランスで過ごします。
その行動力も凄いですがそこからボロボロになりながら
必死に食らいついて友とともに店をフランスで出すまでになります。
その成果を出すまでのプロセスなど勉強になる事が多いです。
精神論も多いですが読んでいると心が熱くなります。
後、人と人との繋がりの大切さも感じました。
登場してくる人物が個性的な人ばかりで面白かったんですが、よく考えると捉え方によっては自分と繋がりのある人も面白いなと思えました。
学生の方にも是非読んでもらいたい一冊です。
社会人の厳しさが少しわかると思います。
耐え抜く大切さがわかります。