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感想・書評『思考は現実化する 下巻:ナポレオンヒル著』ネタバレ注意「つまづいた際に読みたくなる」(レビュー)。 #読書


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つまづいた際に読みたくなる「思考は現実化する 下巻」 ナポレオンヒル著

上巻と下巻に分かれての本で、上巻はこの本が出来るまでの古い時代の話が満載で読み進めるのに苦労しました。しかし、下巻は具体的に成功するための心構えが多く記されており、深く納得がいく点があり、スラスラと読み進めることが出来ます。

中でも「給料明細の額で幸不幸を決定していないか?」「不安の3大要素の中で貧困が最もな要素である」という内容は印象的でした。給料明細の額が多いと幸せ、少ないとそうでないという感情はごくごく当然のことと今まで考えていましたが、少ない額面でガックリ来てしまうのは望む仕事をしていないからと簡単に答を出してくれました。実際、誰にも雇われず好きな分野で一心不乱な毎日を送っていて、給料が少なかったとしても来月は頑張ろうと魂燃え尽きるまでやり続けられるはずです。雇われの身で働いていたとしても、好きな時間を無我夢中で働いたその先にそれ以上の収入が得られることもあります。得られなければ、頑張る自分の姿を誰かが見ていて引き抜きに遭い、高収入を得るという将来もあるかも知れません。色んな人生の分岐が考えられますが、収入額が全てではないことを40代になり、この本から教わった気分です。次に不安要素について。もっと裕福になりたいと世界中の人が思っているのは事実と記載があります。貧困という不安にさいなまれると創造力が欠如し、全てが上手く機能しなくなると書かれていました。私も経験があるため、よく納得できましたが、脳が機能しなくなってしまいます。では、どうすればそれを回避できるか?どんな状況になっても言い訳をするような結末にしないことではないかと私なりに理解しました。他にも参考になることが多々書かれていて、自分が立ち往生してしまった際に自分を取り戻すための本として手元に置きたくなる、そんな本でした。モチベーションを保ち続けるためのナポレオンヒルプログラムという本が別にありますが、こちらもぜひ機会があれば読んでみたいと思いました。