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感想・書評『自分の「うつ」を治した精神科医の方法:宮島賢也』ネタバレ注意「むしろ面白いのは、著者の先生の人生」(レビュー)。 #読書


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自分の「うつ」を治した精神科医の方法 宮島賢也

書店の店頭で、何ヶ月がずーっ気になっていました。ついに先日買ってしまいました。
これを読んだからって「うつ」が治るか、……っていうと、別にそうは感じません。書いてあることは、他の本に書いてあることやネットて調べれば出てくることと、大差無いように思います。

むしろ面白いのは、著者の宮島先生の人生。
なりたくて医者になったわけではないんです。しかのみならず、ええ〜…そんな理由で精神科選ぶのアリかよ〜……、みたいにして精神科医になったり。この辺のいきさつ、カミングアウトしていいんかいな!と思いながら読みました。
もし、居酒屋でやけ酒飲んでこんなことほざいている若手医師がいたら、多分皆さん、グーで殴りたくなると思います。

でも、それらの経験全部が、宮島先生が薬を使わない「うつ」の治療を行っていくきっかけとなり、土台となっている。人生って、おもしろいなーと思います。
いやいや……若き日の宮島先生を、グーで殴ってなくてよかった……