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感想・書評『ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと』ネタバレ注意「人生と作品作りの秘密が詰まったこの1冊です」(レビュー)。 #読書


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ディック・ブルーナ著「ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと」。アーティストブルーナの人生

私が最近読んだのは、ミッフィーの作者である、ディック・ブルーナの人生と作品作りの秘密が詰まったこの1冊です。

ブルーナさんはうさぎのキャラクター、ミッフィーの生みの親で、ミッフィー絵本だけでなくポスターのデザインなどのアーティストとして活躍されていました。残念ながら去年亡くなってしまい、先日一周忌だったこともあり、ブルーナさんの人生を振り返りたく、この本を読みました。

この本ではブルーナさんがどのような幼少期をすごしてアーティストになり、どのように作品をつくってきたかが77の質問の答えとして語られています。
ミッフィーをはじめとしたキャラクターの秘密は、幼い頃から大好きなミッフィーが、ブルーナさんがどんな思いを込めて生み出したキャラクターなのかわかり、もっと大好きになりました。絵本がどのように工夫して作られていたのかもわかり、とても面白かったです。
そしてブルーナさんがどう夢を叶えたか、夢を叶えるにはどうすればいいかといった、メッセージのこもった勇気の出る1冊になっています。本の初めに直筆で書かれたブルーナさんの言葉は、夢を追う人の背中を押してくれます。

ブルーナさんが亡くなってしまったことは悲しいですが、読み終えたあとはミッフィーはこれからも子供たちのお友達であり続けるのだなと思うことができました。