千葉県の房総半島沖でフィリピン海プレートと陸側のプレートの境界面が6月に入って6.5センチもズレ動いていたそうです。こうした地殻変動は過去にも数年ごとに起きていて、この地殻変動があると周辺の地震活動が活発になるそうです。そのため今後は比較的大きな地震が発生するかもしれず警戒が必要となりそうです。
しかしなぜこのような地殻変動があると周辺で地震活動が活発になるのでしょうか。そのメカニズムは恐らく解明出来ていないですよね。しかし逆にこうした地殻変動を観測するところまで来たのは今後地震学を大きく発展させるのに繋がるヒントだったりするかもしれません。地震は出来れば来て欲しくないですが、地震が来た時は情報収集のチャンスだと思いますので地殻変動との関連性を解明し、他の地震に応用できるような事があれば、と思います。