大学生は暇だとか、あまり勉強する必要はないだとかいう話を耳にしていましたが、それだと大学に通うモチベーションが上がらないと感じたので、大学に入学してすぐこの本を読みました。本の内容は、海外の大学制度と日本の大学制度について主に書かれています。
日本の大学制度の見直しについて考えさせられる内容でした。日本の大学は入るまでが難しいけれど、海外の大学は卒業するのが難しいといったようなことが書かれています。今の日本の大学制度はあまり良いものだとは思わないけれど、研究に時間を使いたいという教授側からの視点と勉強以外に打ち込みたいという生徒の関係が今の日本の大学制度を安定させてしまっているという現状は、仕方がないのかなとも思います。今の置かれた状況をどう生かすのかが大切なのだと、この本を読んでいて思いました。現役大学生がこの本を読めば、今の自分を見直すきっかけにもなると思うので、ぜひおすすめしたいです。