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NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』【最終回】 9月28日(土)放送・「亡き天陽くんの畑」の手伝いから始まります感想。 #テレビドラマ #TV


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毎朝、楽しみにしていた『なつぞら』がついに最終回を迎えました。

元々、日本アニメの黎明期から活躍されてきた”ご夫婦のおはなし”ということで、注目はしていました。

さて、最終回は「亡き天陽くんの畑」の手伝いから始まります。

ヒロイン・なつと祖父・泰樹さんが黙々と手作業をしていると、徐に泰樹さんが話を切り出します。

「なつ、わしが死んでも悲しむな。」

突然の言葉に、一瞬戸惑うなつ。視聴者も同じ気持ちだったと思います。

「わしはもう、お前の中にいる。だから、悲しむな。よく東京を耕した。」

”東京を耕す”とは、東京に旅立つ際、泰樹さんとの約束です。

【漫画映画(アニメ)で、東京を耕す(発展させる)】

この約束・誓いを胸に、なつはひたむきに頑張り続けてきました。

その約束を無事に果たせた、大好きなじいちゃんに認められた。

去来する安堵感と達成感は、なつの胸をいっぱいに満たしていきます。

思えば、この泰樹さんはこのドラマの”もうひとりの主人公”でもあります。

歩んできた人生故に、他人に厳しくも、誰よりも温かい心を持っている。とても魅力的なキャラクターでした。

なつにとってはまだ夢半ばではありますが、一番褒められたい人に褒められたのは格別の喜びのはず。

その後、二人で笑い合うシーンは、穏やかで優しい空気が流れていました。

今回のドラマを通して多くの事を学んだり、考えさせられた気がします。

「家族・兄弟・仲間・仕事・生き甲斐・理想・夢…」たくさんの愛情が詰まった作品でした。

特に”家族愛”は象徴的で、一家で食卓を囲むシーンはいろいろと思いが過ったりもしました。

昨今、核家族化が進み、祖父母と暮らす家庭も減ってきています。

自分は、祖父母と暮らし生きてきたので、「帰郷」といった概念がイマイチ把握できません。

しかし、離れ離れで暮らしていたらこういった心情を抱いたのかなぁと、思う時もありました。

【家族と理想、夢と現実、未来と自分】あらゆるものに繋がりがある。

アニメーション制作を通して、たくさんの大切なものを再認識できた半年間でした。