今年で12回めとなる日本一のコント師を決める賞レース「キングオブコント」。終わってみれば、2本とも下ネタでゴリ押ししたどぶろっくの優勝で幕を閉じました。
ただ、この2人の下ネタは余計なものが削ぎ落とされており、非常に上品です。ゴールデンタイムであんなにどうどうと叫ぶことができるのも、ミュージカル風のメロディにのせ、且つあの歌唱力があってこそでしょう。下ネタを超えた下ネタ、非常に面白かったです。私個人としては、「ゾフィー」のネタがとても好きでした。腹話術人形を使ったネタですが、この人形の動きの1つ1つがとても愉快です。決勝ラウンドに残れなかったのはショックですが、ゾフィーのこれからの活躍を期待しています。