ワールドカップバレーも残り2戦となり、10月14日は世界ランク1位の、王者ブラジルとの戦いになりました。
過去、日本はブラジルと多く対戦して来ましたが、やはり王者は強く、圧倒的に負けが続いていました。
ブラジルは今大会も全勝で、ポーランド以外からは1セットも失なっておらず、全てストレート勝ちをして来ました。
今大会は日本も調子が良いとは言え、ブラジル相手では勝ちは望めないと諦めていました。
今まで圧倒的な点差で負けて来たので、せめて点数だけでも競って欲しいと思っておりました。
1セット目ブラジルに取られましたが、25対17と私は今までより手応えを感じていました。
そして2セット目、24対24でジュースに突入し、接戦の末、日本がセットを奪ったのです。
今までの日本では到底あり得ない事で、感動しました。
3セット目は王者の貫禄を見せ付けられブラジルが大差で勝利し、4セット目、何とまた24対24でジュースにもつれ込んだのです。
結局、接戦の末負けてしまいましたが、王者ブラジルから1セットを奪い、尚かつ2セットジュースにまで持ち込んだ日本の成長を感じた試合になりました。