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ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

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感想・書評「蛇女の伝説:南條竹則」ネタバレ注意・ヨーロッパ・アジアの蛇女の伝説が相互に関連しているのではないかと問いかける意欲的な1冊(レビュー)。 #読書


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『蛇女の伝説』(南條竹則):世界は物語で繋がっている。

蛇が美女に化けて若者と恋をするが、やがてその正体が露見して姿を消す。こんな伝説を聞いたことがありませんか?実はこのような伝説は世界各地に広がっています。

『蛇女の伝説』は著者が自分なりに蛇女に関する伝説を集めて、ヨーロッパ・アジアの蛇女の伝説が相互に関連しているのではないかと問いかける意欲的な1冊です。取り上げられる物語は中国の民間伝承からヨーロッパの伝説まで幅広く、いかに蛇女の伝説が世界中に流布しているかを実感することができます。それだけに物語からの引用が多く、内容が掴みにくい感じも否めませんが、蛇女の伝説が洋の東西を問わずに語られていたことと蛇女の伝説が西から東へと伝承されていたことを頭に入れておくと、だいぶスムーズに読むことができるでしょう。1つの伝説を紐解いていくと世界規模で話が広がる。これこそ伝説の持つ力であり、物語の力なのだと思います。蛇女を起点にして伝説・物語という人間の営為に触れて見てはいかがでしょうか?