何が起こるか分からないのでドキドキして見てしまう、そんなドラマの一つが「テセウスの船」。今回のクールで一番のおすすめドラマです。2月2日に放送された回の感想をレビューします。
まず、主人公のお父さんである佐野、この人すごくいいお父さんだったんですね。子供が落ち込んでいたら、体をはって笑いを誘うなんて、お父さんの鏡です。
そんなお父さんが将来、犯罪者になってしまうということを未来で知っている主人公の田村心。心は過去へ戻って、お父さんを犯罪者に陥れた人を探そうとします。そんな中で過去が変わりはじめ、心が予期しない事件が起こってしまいます。そして、次は心の実の姉 鈴(過去にタイムスリップしているので、ドラマ上では佐野の娘)が犯人に狙われてしまいます。どうしても阻止したい二人は、犯人が予告に使った1つの絵を手がかりに、力を合わせて犯人を捕まえようと躍起になります。
そして、犯人の手がかりに繋がる、前の殺人に使われた証拠が出てきたところで、心が現実世界に戻ってきます。
過去が変わったので現在もいい方向に変わったと信じた心でしたが、過去は変わっておらず、お父さんは刑務所に、そして家族は全員心中してこの世にいないという悲惨な結末で、今回の回は終わりました。
早く次が見たいですね。心がこれからどうなるのか、どういう展開になるのか楽しみです。