ナカノ実験室

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嫌も嫌よも好きのうちなのか鬼舞辻無惨。 #鬼滅の刃 #好きなキャラクター


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「嫌も嫌よも好きのうち」、これは口先では嫌がっていても好意がないわけではないという複雑な心情を指している言葉である。
鬼舞辻無惨に対する気持ちはまさにこの一言に尽きるだろう。心底認めたくないが。
何しろジャンプの歴史において、ここまで頭が悪い悪役がいただろうか。
戦力である下弦の鬼たちを捨て駒にする事もなく自身の機嫌で殺していくわ、無限城の要である鳴女が視界を乗っ取られたと気づくと即殺すわ、余罪はいくらでもある。
特に最後の置き土産を残した心情に一体何人の読者が唖然としただろう。
実際私も「おまっ、お前さぁほんとにさぁ」と言葉が続かなかった。
他にもこいつに目眩を覚えた事がある。
酔っ払いに「顔色が悪い」とからかわれてブチ切れるほどのコンプレックス持ち、鬼滅隊の居所をつかめない上限の鬼たちを自分を棚上げにして平然と罵る、クライマックス直前に明かされた鬼の薬を渡した医者を「役に立たなかったから」という理由で殺害、死にたくないからとことん姿を隠す小者ぶり。
キリがない。
だがこれほどまでに魅力的だった悪役はいなかった。
メタ発言だが、鬼舞辻無惨という悪役が悪逆非道をしていなかったら「鬼滅の刃」はここまで面白くなかっただろう。
そうした意味では好きだ。言ってて吐き気がこみ上げてくるが。
さて、最後は最大の賛辞と「お疲れ様」の意味を込めてこの言葉で締めくくろう。地獄に落ちろ、鬼舞辻無惨。