2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ありのままのアンデルセン マイケル・ブース ヨーロッパを追体験 著者のマイケルがアンデルセンに興味を示したことがきっかけで、アンデルセンの旅した航路を追う物語です。旅の始まりは、そもそもアンデルセンを毛嫌いしていたマイケルがなぜ彼に興味を示し…
「ストックホルムの密使」佐々木譲 太平洋戦争、この情報が東京に伝われば原爆投下は避けることが出来た? 『1945年、ストックホルムの海軍駐在武官大和田は「ソ連が日本に宣戦する。アメリカが原子爆弾の開発に成功、日本に使用する」という極秘情報を…
「謎解きはスープの冷める前に」コニーアーチャー 現代のアメリカ、スキーリゾート地である小さな村の老舗のスープがメインのレストランで殺人事件が起きる。
こころの処方箋(河合隼雄・著) 人間の心の動きとは何だろうか?日々そんなことを頭の片隅に置きながら生活しています。心理学系の本には興味はありますが、個人的に「うさんくさい」と感じてしまうものも多いため、あまり読んでいません。 この本は、ずっ…
最近、サイズダウンや内容量が減少している食料品が増えています。何気なくスーパーで食材を購入し家で調理をしようとしたら、いつもより量が少なくて困ってしまったという事もしばしばあります。値段が変わっていないため実感を持ちにくいですが、これは実…
あやかし〈妖怪〉時代小説傑作選 宮部みゆき 畠中恵 木内昇 小松エメル 霜島ケイ 折口真喜子 〈妖怪〉時代小説傑作選というタイトルに惹かれて手に取ってみました。書き下しかと思ったのですが、全て再収録みたいです。大御所の宮部みゆきさんと畠中恵さんの…
伊調馨のパワハラ問題は根が深いと思われます。伊調馨の感情だけなら、受け取り方の問題もあるが、実際に練習場所に困っているというから、パワハラは事実であると言えます。コーチが内閣府に訴状を出したというのが顕著です。
龍馬を守った新撰組 禁断の幕末維新史 まず、最初にタイトルに惹かれた。新選組が龍馬を守る?龍馬暗殺の犯人と言われることもある新選組が? という訳で、本書を手に取ったが、新選組の母体が江戸で結成された話から上洛するまでの話が延々と続く。清河八郎…
高瀬役の俳優さんの演技が上手くて印象的でした。特に殺人を犯すときの表情です。怒ったような嬉しそうな顔でした。なかなかあんな表情はできないと思います。
昨年から森友学園問題が続いています。瑞穂の国記念小学校設立を目指し、独特な個性の理事長やその妻、いわゆる籠池夫妻や経営する塚本幼稚園の園児が教育勅語を一心不乱に叫ぶ姿に、滑稽ながら一種恐怖感を覚えました。
千日回峰行を生きる 光永圓道 こんなお坊さんがいます。 千日回峰行というのは、比叡山延暦寺で行われている修行の一つです。簡単にいうと、夜中に出発して、比叡山の山の中の決められたコースを礼拝しながら歩いて回り、朝に戻るということを7年間繰り返し…
森友学園問題で財務局が公文書を書き換えた問題。国会に提出する文書を黒塗りしたとか、書き換えたというのなら、ここまで大きな問題にはならなかったと思われます。保存しておくべき、財務局の公文書を書き換えてしまったから問題になっている訳です。
「土井徹先生の診療事件簿」 五十嵐貴久・著 主人公は、殉職警察官を父に持つ「玲子」さんです。24歳にして、警察署の副署長です。キャリアなのですね。
『頑張らない英語学習法』西澤ロイ著 「英語を学ぼう!」と気合は入るものの「でもやっぱり大変そう・・」と早々あきらめがちだった私にまさにタイトルからしてピッタリだった本が『頑張らない英語学習法』です。『頑張らない』と言っても、決して軽いノリの…
【Aではない君と】【薬丸 岳】 もともと薬丸岳さんが書く小説が好きだったのですが、今回も期待にそぐわない小説でした。いつもながらの少年犯罪に関する事柄をテーマを元に読みやすく、それでいて最後までどうなっていくのか、読み手の想像を超えてくるスト…
「四色の藍」(よしきのあい) 西條奈加・著 紺屋の女将が主人公です。亭主が殺された事件の真相を探るべく、動き出しました。二人の女性を仲間にして、自らいろいろと、探っていきます。 藍の産地から、江戸へ仇討ちに出てきた若いお侍も加わります。どうや…
「極卵」仙川環 読み出したら止まらない一冊です 初めて読む作家さんでした。舞台は東京都の吉祥寺です。住みたい街ナンバーワンにも輝いたことのある人気の住宅地です。無農薬や有機栽培の野菜などを売る自然食品の店で、一個250円の高級卵「極卵」が売…
腸がよろこぶ料理 たなかれいこ 基本的に、この本は料理のメニューレシピが書いてある本です。 作者の女性が、若い時は、体が弱く病院通いもありの人でした。
あなたを変えるたった1つの「小さなコツ」 野澤卓央 自分自身を見つめなおすことができました。 私はあなたを変えるたった一つの「小さなコツ」を読む前まで、自分の人生に常に悩んでいました。現在26歳ですが、実際どのような仕事をして、どのようなプライ…
【葬儀の日】【松浦理英子】才能について 松浦理英子著、「葬儀の日」を読んだのだけど、一行目からその文章の魅力に惹かれていた。 文学的な文章に感じられながらも、その意味が捉えられ辛さが、魅力になっている。なき女と笑い女、二人に他者が仕事の時だ…
円城塔「道化師の蝶」戯れの未来文学 円城塔と云えば、シュルレアリズムをSFや文学とつなげて現代に蘇らせた、文学の錬金術師の観がある。 その円城塔は伊藤計劃が残した原作をもとに正統派ヴァンパイア小説「屍者の帝国」を描いたりしている。一方芥川賞を…
「壺中の回廊」 松井今朝子・著 歌舞伎役者が殺される。 昭和5年の歌舞伎座で、「忠臣蔵」の上演中に、花形役者が、毒殺されます。好物のどら焼きの中に、毒が仕込んでありました。
「ヒトリシズカ」 誉田哲也・著 男が拳銃で撃たれて死亡します。司法解剖した法医学者から、心臓に達していた弾丸は、一度止まってから、また動いたと報告が来ます。いったいそれは?どういうことなのか?・・始めから、大きな「謎」が、立ちふさがります。…
「仮面の君に告ぐ」 横関大・著 主人公の涌井和沙が病院のベッドで目を覚ますと、森千鶴という赤の他人になっていたというところから物語は始まります。自分は一年前に殺人事件の被害者となっていたことが明らかになり、ショックを受ける和沙。恋人だった慎…
「銀二貫」 高田郁・著 「仇討ち」を買い取った話です。 寒天問屋の主人が、目の前で起きた「仇討ち」を、止めに入り「銀二貫」で、買い取ります。その時の残された子を、引き取ることになります。侍の子ですが、辛抱の出来る子で、店を背負っていくほどに成…
帚木蓬生の「守教」上下巻を読んで思ったこと 久しぶりに幅記載の新刊が出たので読んでみました。 この作家の方は上下巻の2巻組が多いので長編小説スッキリの私には合っています。
佐々木護 題名は真夏の雷管は大変面白かった やはり札幌に大通警察署が舞台の警察モノ。面白い、最後まではらはらさせてくれて、さすが佐々木譲です。この人の警察モノには、単に警察組織の歪な部分だけでなく、人間の機微や弱さをうまく描いてくれます。 さ…
佐々木嬢 代官山コールドケースは面白い刑事ものでした この本は17年前に一旦解決した事件、犯人は自殺して解決済みに終わってしまった事件ですが、実は真犯人が別にいるのではないかと思われる事案が発生し非公式に事件の再捜査を依頼された二人の刑事が真…
この回はマツコが「皆既月食を見るためにスカイツリー近辺に行く」回の後編で、前回に続き人々との触れ合いや美しい映像が印象に残った回でした。
2月23日放送 23日放送の探偵ナイトスクープで面白かったネタの感想を書きます。ひとつめは子供の頃親父のすね毛の感触を味わいたい娘さんの依頼ですが、この娘さんといいお袋さんはスネ毛を見たり触るだけで親父の思い出を思い出したりしてました。