いつまでもみんなのアイドル「若林くん」
今週のお題「アイドル」
私が小学校1年生の時、クラスに「若林くん」という男の子がいました。
勉強ができて、運動神経抜群、ハキハキしていて、明るくて、面白くて先生のお気に入りでした。
かけっこも1番、跳び箱なんて、10段を軽々飛んでいました。
見た目はくりっとした目に太い眉、背はあんまり大きい方ではなかったかな。
ドラえもんで言う「できすぎ君」を面白くした感じでクラスのアイドルでした。
もちろん私の初恋の人です。
小学校2年生になる時、新しい小学校ができ学年の半分弱の生徒が新しい学校へ移りました。
私も新しい学校の地区に住んでいたので、その後2つの小学校の生徒が同じ中学校へ入るまで彼の事は忘れていました。
中学校に入りわかった事ですが、彼は2年生になる時に引っ越したそうです。
そして、これも後々わかった事ですが、1年生の時のクラスの女の子のほぼ全員が「若林くん」の事を好きだったらしいのです。
彼のその後の事は誰も知りません。
みんなの心の中の「アイドル」はあの日のままです。