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美少女戦士セーラームーン・セーラースターズ/最終回感想&あらすじネタバレ注意!宇宙最強の戦士の正体が今まで戦ってきた…。 #懐かしのアニメ


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美少女戦士セーラームーン セーラースターズ 壮絶な戦いの果てに見えた悲しい真実

セーラームーンといえば知らない人はいないくらい、大ブレイクした少女アニメです。美少女系で戦闘系という、今となってはお約束の設定ですがこれらの先駆けとなった作品です。
セーラームーンには5シリーズあり、それぞれに最終回が存在し、それぞれで感動あり、涙ありなのですが何といってもこの最終シリーズ「セーラースターズ」の最終回こそ、セーラームーンの最終回であるといえるでしょう。

子供だった私は当時テレビの前で、セーラー戦士たちと共に悪と戦い、共に宇宙最強の戦士を探していました。そんな探し求めていた宇宙最強の戦士の正体が今まで戦ってきたギャラクシアだったとわかった時の衝撃は今でも忘れることができません。
悪に魂を売ったのでは、自分のポリシーを裏切ったのでは、と悲しくなりましたが、そうではありませんでした。人々の心に巣食う邪悪な「悪のカオス」を自分自身に取り込み、人々の心を清く美しく守ろうとした自己犠牲の賜物だったことに、子供ながらに切なさを覚えました。
正しい道じゃないかも知れない。だけど、自分の選んだ道を進んでいくギャラクシアがとても強く、とても悲しく、とても寂しい人なのだと思いました。
初期から考えると、最終シリーズのセーラースターズでは主人公の月野うさぎ(セーラームーン)はとても大人です。留学した恋人と一切連絡が取れなくても仲間にその寂しさや辛さをみせず、明るく振舞う彼女はギャラクシアとはまた違う強さを持っており、同時に深い慈悲の心をもっています。そのあたたかさがギャラクシアの心をも溶かし、打ち解けわかりあえたのでした。結局は根本的な解決にはならなかったかもしれないこの最終回ですが、細かな設定や内容は忘れてしまっても、この時の驚きや切なさ、悲しさを忘れる事はないと思います。
単なる美少女アニメではなく、戦闘系だけでもなく、心の部分をきちんと描いた最終回だったのだと思います。