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感想・書評『私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言』ネタバレ注意「不破哲三さん自身が共産主義に関心をもったのは、戦後の学校教育が起点」(レビュー)。 #読書


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私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言 中古本で買いました。

日本共産党と言うと、北朝鮮や中国にパイプがあるとは思いましたが確かに当初、金正日などとも謁見してたみたいですがラングーン爆破事件や、大韓航空機爆破事件など北朝鮮のとの関係が日に日に悪くなっていくと、朝鮮総連からの攻撃を日本共産党は受けるようになったようです。

私もマルクスの資本論を読んだり、アダムスミスの国富論を読んだ事はありますが、不破哲三さん自身が共産主義に関心をもったのは田原総一郎さんもそうですが、戦後の学校教育が起点だったように思えます。

それまで聖戦としていた太平洋戦争が、あるひ敗戦を機にこれは悪い戦争だったと結論付けられ本には墨で塗る事になる。こうして大人や国家は嘘ををつくという事を理解する訳です。本の中では色々な米国との従属関係についての問題視が書かれてますし、かなり勉強にはなる部分も多々あります。日本共産党のいい所はちゃんと、色々調べてきた事を国会でも取り上げるので野党の中では建設的な議論が出来る点だと思います。本の中でもそれが見て取れると思うのです。