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農村の過疎化について・私が育った町はなくなっていってしまうのかな‏(maminismさん)。


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maminismさんからの寄稿です。

過疎化について‏

実家にほど近い農村の、過疎化についての番組が、テレビで流れていた。
高齢者ばかりが、20人ほどの村だった。

私の実家がある場所も例外ではなく、小学校は統合によりなくなり、運動会や夏祭りなどの地域行事もなくなってしまった。
もちろん、子どもがいないから。

実家に帰る度に、高齢者ばかりになっていく様子を目の当たりにすると、不安と寂しさが押し寄せる。

若者が全くいないわけではないけれど、結婚して、子どもを育てて行くには不便すぎる環境になってしまっていると感じる。


広い土地があって、自然の中で遊んだり、外を走り回ったり、好きに遊べる場所はいくらでもある。水も空気も綺麗だ。
子どもが子どもらしく遊べる場所はたくさんあるけれど、
病院は遠いし、子どもに身近な友達を作ってやれない。
ここで自分の子を育てるのは、私はためらってしまう。

今いる若者たちの、一体どれくらいが、この地域に残って生活していくのだろうか。


やがて限界集落になって、私が育った町はなくなっていってしまうのかな。
その過程を、何もしないまま、私は見ていくのだろうか。