ものの歩・第23局「岬の将棋」(池沢春人)
簡単なあらすじ。
信歩の予想外の逆転劇にざわめく会場内。
岬にとって、相手を読み誤り終盤で逆転された恥ずべき対局となってしまった。美学に従えば投了をするところであったが、うつむき歯を食いしばり泣く士を目にし、岬は美学か将棋部かの選択を迫られる。
岬は美学の象徴であるセンスを士に託し、己の美学をかなぐり捨てて信歩に挑む将棋部部長としての道を選ぶのだった。
面白かったところ、一番好きだったシーンは?
何といっても、岬が己の美学をかなぐり捨てて信歩に挑む事を選んだシーンが一番です。
士がうつむき歯を食いしばるシーンも胸に響き、こちらも「ココで終わるなんて嫌だ!」と思わずにはいられませんでしたが、その思いを感じ取り、自分の進む方向を将棋部部長として歩むことを決め、あれほど大事にしていた美学(扇子)を手放し、明王の様な怒髪天の形相で信歩に挑むシーンは、今回一番盛り上がりました。
好きなキャラクター、注目した登場人物は?
士がなぜ岬にこれ程深い信頼を寄せているのか、士と岬の関係が詳しく描かれたのがとても嬉しかったです。
岬も士も、2人で良いコンビという感じで好きでしたので、その理由の部分が分かり、彼ら2人への理解が深まって、ますます彼らコンビを応援したくなってしまいました。
また、岬も信歩と同様、将棋を通じて得られたものこそ宝である事をちゃんと分かっている点により好感が持てました。
次回の展開予想や希望や想像など。
美学をかなぐり捨てた岬がどのような将棋を指すのか、それはまったくの未知数なのではないでしょうか。
会場内の誰もが、予想できない展開になりそうで、とても期待しています。
そして、変貌を遂げた岬に信歩は臨機応変に対応しきれるのか、見逃せないと思いました。次回もとても楽しみです。
ありがとう寄稿。
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