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実在した人物である堀越二郎さんの半生を宮崎駿監督の描く独特な世界観で表現された作品…感想レビュー「風立ちぬ」おすすめ泣ける映画(ネタバレ注意)。


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風たちぬ・・・彼は何を思いどんな人生を歩んできたのか、彼女は何を思い生涯を終えたのか

私が今回紹介したい『泣ける映画』はジブリ作品の1つの風たちぬです。
この風たちぬという作は品は、実在した人物である堀越二郎さんの半生を宮崎駿監督の描く独特な世界観で表現された作品です。堀越二郎さんとは、第二次世界大戦で零戦を設計した人物です。
ストーリーの中での堀越二郎さんは小さい頃パイロットを目指すも視力の関係でパイロットになることは出来ず、それでも飛行機に携わりたいと設計士の道へと進んでいきます。そんな彼は大きくなり東京の大学へと進学することとなり、地元から電車で東京へ向かっていました。そんな中彼は1人の少女、里見菜穂子と出会うのです。ですがその直後、彼らは大きな揺れを感じることになります。それはなんと関東大震災だったのです。乗客たちは皆慌て、大混乱になってしまいます。そんな時、彼女のお付の女性がその混乱で怪我をしてしまいます。そんな彼女達のために二郎は彼女達の家まで、怪我をした女性をおぶって運ぶのでした。名も告げず去っていった彼を奈穂子は忘れること無くずっと思い続けていました。月日は流れ、彼は就職し仕事に打ち込みます。入社5年目にして海軍の戦闘機開発チームのチーフを任されましたが、完成した飛行機はテスト走行中に空中分解してしまいます。傷心した彼は休暇をとり軽井沢へと向かいました。そこで運命の再開をするのです。相手はもちろん里見奈穂子です。彼女はとても美しい女性になっていました。2人はだんだんと惹かれ合うようになり、やがて恋に落ちます。彼は滞在最終日に奈穂子の父に結婚を申込みます。彼女の父は渋りましたが、それを聞いていた彼女が二郎のプロポーズに即答でOKの返事をするのでした。そんな幸せそうな彼女を見た父親は2人の結婚を認めるのでした。しかし、2人に新たな最難が降りかかるのです。それは、奈穂子が病に倒れ病名は結核であるという事でした。当時の結核は死の病と言われるほどの病で、完全な治療法がありませんでした。彼女はそれでも、少しでも長くこの世に行き続けようと進行が遅くなると言われていた高地にある病院へと行くのでした。病院での治療は孤独でとても辛いものでした。そんなある日、彼女は耐えられなくなり彼の元へと向かうのです。その頃彼はある事情から軍に睨まれており、上司の家の離れへと匿われるという状況にありました。彼女はその上司の家へと足を運ぶのです。二郎の元へとたどり着いた奈穂子は彼との結婚、共に過ごす生活を手に入れることになります。ですが、そんな幸せな日々もそう長くは続かなかったのです。奈穂子は日に日に体力が落ち始めてしまいました。ある日彼女は自分の余命を悟ってしまい、二郎や世話になっている上司夫婦に何も告げずにまた、高地の病院へと戻るのでした。その後、二郎は第二次世界大戦で日本軍が使用した零戦を作り上げるのでした。しかし結果は、皆さんが知っての通り日本軍は連合軍に破れ、第二次世界大戦は終止符を打つのでした。最後に彼は小さい頃夢見た憧れの人や最愛の女性である奈穂子と夢の中で再開し、自分は死んでしまった奈穂子の分まで生きなくては、と心に誓い映画は終わります。
この作品を初めて観た当時、私にはプログラム制御関係の大会で日本一を目指す彼がいました。分野としては少し違いますが、自分なりの解釈での奈穂子の気持ちが痛いほどわかりました。結核という死の病になってしまった自分、それでも自分を愛してくれる彼、そんな彼の側にいたい、あと少しの人生ぐらいせめて、少しでも長く彼と共に歩みたい。私はきっと奈穂子はそんな思いで二郎の元へと行ったのだと思います。ですがだんだんと自分でももう残された時間は少ない、彼の中での私は綺麗な私でいたい、そう思ったように感じました。だからこそ誰にも告げず奈穂子は高地の病院へと戻ったのだと思いました。
そんな彼女のことを思うと私は涙が止まりませんでした。今でも、何度観ても涙が止まりません。
この作品は私の中での泣ける映画の1番だと言える作品です。

ありがとう寄稿。

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