」で便利でお安く。スラムダンクの作者、マンガ界の生きる伝説と謳われる井上雄彦の連載作品。
常にマンガ家のプロフェッショナルとして、自分の「手に負えないことをやる」
を信条に掲げ、スラムダンクの明の部分とは真逆の暗の部分を描くという選択をしたマンガ家としての生き様がまずかっこいい。
そして、やっぱりバスケが好きなんだな、と安心させてくれる面も持つ。
しかし、本編を読むと中々の肉厚感たっぷりのストーリー。
負が負を呼ぶ地獄の螺旋。
先の見えないものと対峙したときの心の葛藤を
作者の心を抉るように人間味をこめて描き出している。
タイトルにもあるとおり、それが彼らのリアル(現実)であり、僕ら読者のリアルでもある。
一見フィクションのように思えることが現実に自分の身に起こったとき、
自分はどのようにそれを受け入れ生きていくのだろうかと夢想してしまう。
無双せざるを得ない悲惨なリアル。
面白いと一言では片付けたくない。
読んでグッとくるものを感じてほしいと思います。
こちらの記事は、在宅ワークにて募集した記事です。詳しくは、以下の記事をどうぞ。
