寄稿をいただきました。
内野聖陽一人二役
ドラマ見てるとシリアスなものもあるけど、ほとんどが大馬鹿風。中には大馬鹿風なんだけれどもだれも思いつかないような、幕末のドラマもある。と思ったらメチャメチャ腰の低い商売人の役もこなせる。
私の好きな役者さんの一人である。まるで豹変したかのような違いである。なまくらな役者ではそうはいかぬだろうと思う。しかしどのドラマ、映画とも、目立たぬけれども主役である。
あんな奥ゆかしいというか振り返ってみて初めてあの人が主役だったんだと思わせる役柄なのか、演じ方なのか不思議な役者さんである。
もちろん主演か助演かわからないけれどこの人なしでは成り立たない映画もたくさんある。特にドラマ関係では物語の表面だけでなくその裏側に隠されたいわゆる物語のバックボーンを演じさせたらこの人にはぴったりなはまり役だと思う。
一人で二役演じてるのだから。ちなみにこの人も普段と役者やってるときの違いにはちょっと脅かされるものがあった。