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ネタバレ注意!大東京トイボックス/最終回感想・ゲームクリエイターの職業漫画、名言も数多く排出…。


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寄稿頂きました。

大東京トイボックス/うめ「俺たちのマスターアップだ!」

大人になったら漫画やゲームなんてやらなくなるものだと思っていたけど、30を過ぎても未だにコントローラーを握っている自分がいる。子供の頃みたいに寝ても覚めてもゲーム・・・みたいな情熱は大人の私にはもうないけども。さて、この「大東京トイボックス」はそんな"寝ても覚めてもゲーム"している子供の頃の自分を思い出す、そんな熱い漫画だ。無類のゲーム馬鹿であり、面白いゲームを作る天才・天川太陽を主人公に、ゲーム業界と、ゲーム業界に関わる人たちにスポットが当てられたゲームクリエイターの職業漫画。

名言も数多く排出されており、「仕様を一部変更する!」だとか「魂が違う!」だとか、これまたいちいち熱い。その熱さに引き込まれ、気づくと太陽たちと一緒になってゲームヅクリに夢中になっている。今度はどんな面白いアイテム(ストーリー)が飛び出してくるの?って、わくわくとコントローラーを操作するみたいにページを捲っていくと、エンディングなんてあっというま。それでも10巻の中に詰め込まれた熱さや面白さは最高で、大団円で鮮やかな幕引き。あっぱれです。あの太陽のライバルであり、強敵であり、かつての親友・仙水に向けて放った太陽の言葉に思わず熱いものが込み上げました。
ゲーム好きはもちろん、モノづくりをしている人や、熱いものを求めている人まで、みんなにオススメです。