ナカノ実験室

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浮き草デイズ1巻(たかぎなおこ)感想&あらすじ・登場人物(作者)のほわっとした雰囲気に対して話の中身がシビア…ネタバレ注意。


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ほわっとした絵なのに中身は超凝縮苦労話です

面白いところ。

絵や登場人物(作者)のほわっとした雰囲気に対して話の中身がシビアすぎる。お金が無いけど夢のために頑張る姿も印象的ですし、それをどう切り抜けてきたのか興味深い内容です。

好きなキャラ。

ご自身を題材にされているので主人公(作者)です。ご自分のことを野暮ったく描いてらっしゃいますが、努力家で芯の強い方だというのが分かります。見習わなければいけないと思うところがいっぱいありました。

好きなエピソード。

怪しい電話のアルバイト話。自分も電話の勉強や仕事をしたことがあるので、その場の雰囲気がなんとなく伝わってきました。お金は必要ですが、怪しい仕事はしたくないな~、と感じました。

好きなところ。

「え!?大丈夫!?」と漫画ながらに心配になるような作者の体験漫画。夢を持って上京すると現実はとても厳しいのだなと思いました。

おすすめ。

何もかも上手くいかない!行き詰っている!という人に読んでほしいです。悪く言うわけではありませんが、「自分はまだいい方だ!」と前向きになれるし、この行動力を見習わなければ!という気持ちになれます。

作品に関する思い出。

図書館の本にも関わらず立ち読みしてしまうくらい集中して読んでしまいました。先行きが不安定な状況が書かれていたので続きが気になり、結局借りてしまいました。