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ストロベリーナイト1話「シンメトリー」感想&あらすじ・主演は、ドラマ内で紅一点である竹内結子…(ネタバレ注意)。


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ストロベリーナイト1話「シンメトリー」

 女性刑事ものである。注目点は、犯人役である。
 主演は、ドラマ内で紅一点である竹内結子。脇を固める俳優は、西島秀俊、小出恵介、宇梶剛士、丸山隆平。そして、第一話の犯人役が、2013年流行語大賞に選ばれたドラマに出ていた、滝藤賢一(たきとうけんいち)さんである。名前は知らなくとも顔を知っている人は多いと思う。
 事件は、10年前に起こった列車の転覆事故を引き起こした運転手が、アジの開きの様な真っ二つの轢死体で発見される。

元をたどると、鉄道会社に勤める中年男性の淡い恋心が招いた悲惨な二次災害。一人の女子高校生を助けようとした結果、大惨事になる。現場を目撃した人の多くが亡くなっているため、真相を知る者はいない。しかし、唯一生き残った半身不随になった被害者からの証言から、事件は真相に迫る。
 題材として、左右対称、シンメトリーに固執しているところが面白い。
また、捜査班が飲み会の場で事件のことをアジの開きと言っているところが、生々しくていい。
このドラマは、事件の描写を映像ではなく写真のコマ撮り風にしていてオリジナリティがある。普通の事件映像だと目移りしてしまうが、注目させる部分の着色に変化があったり、一コマ一コマ演者の表情が映し出さたり、工夫があるので見ていて飽きない。
 しかし、何と言っても一番の見どころは、犯人役である滝藤賢一さんの鬼気迫る表情、本当にこの人大丈夫なのかなと思わせる演技が見どころである。自室でパソコンに向かうシーンで事件の事をフラッシュバックして泣くシーンや、列車事故が起きて真っ先に気持ちを通わせる女子高生のもとに駆けていくシーン、本当に見ている側が感情移入出来る素晴らしい人物である。第一話の犯人役としてはもってこいの俳優だと思う。