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星野源&夏帆W主演『箱入り息子の恋』映画感想&あらすじ・役所で働く主人公と盲目で家族に守られながら成長したヒロインの恋物語…(ネタバレ注意)。


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星野源&夏帆W主演『箱入り息子の恋』

人付き合いが苦手で、異動も昇進もなく10数年以上役所の同じ課で働く主人公と盲目で家族に守られながら成長したヒロインの恋物語です。
手を繋ぐのも親の許可をもらおうとする程ピュアで、初々しくて見てるこちらまで気恥ずかしくなるような、そんな始まりでした。
主人公の年齢は35歳。浮いた話が1つもないことに焦りを感じた両親が参加したお見合い。ヒロインの父親は主人公の履歴書に載っている写真を見ただけで婿候補から外しました。けれど、偶然本人たちが出会ってること、そのときの主人公の優しさにヒロインの母親もヒロイン自身も惹かれお付き合いが始まります。結局、どんなに優秀で、どんな経歴があろうと飾らない状態で見えた本質が一番相手を惹きつけるのだと感じました。

後半に主人公が事故に遭い、それをきっかけに2人は離れ離れになってしまいます。ヒロインが主人公とデートした吉野家に1人で入って、泣きながら牛丼を食べたり、それを主人公がヒロインに気づかれないよう見守っていたり、とても少女漫画的な要素満載でとてもときめきました。ラブシーンも何度かありますが、すごく綺麗で初々しくて、とても可愛いです。初めてだからこその失敗もあって、懐かしいなと思いました。
でもだからこそ、最後主人公がヒロインの家に忍び込むのは受け入れがたかったです。ヒロインもいきなりやってきた主人公に驚くこともなく部屋にあげるし急展開すぎてついていけませんでした。裸で抱き合う姿をヒロインの両親に見つかり、父親から顔が腫れ上がるまで殴られるのに、最終的には公認になるのも現実的じゃないように感じました。途中まで純愛を突き進んでいたので、最後まで純愛を貫き通して欲しかったなと思いました。