一言感想
でろでろを読んだ後だとこれもあのはちゃめちゃなギャグなのかな?と期待してしまますが全然違う、青春な感じのゲームマンガで、懐かしいゲームが出てきて夫とはしゃいで読みました。
面白いところ。
色々な幼い感情がどんどん恋心に変わっていったり、ゲームも実際にやっていたり夫がやっていたというものばかりですごく面白いです。最初の年代が私の生まれた年なので驚きましたが、この時代のゲームは50円で遊べるという事も知り安すぎてびっくりです。
好きなところ。
たまにすごく現実的な恋愛が混ざっているのところが好きです。ヒロイン大野晶)おおのあきら)と主人公矢口春雄(やぐちはるお)と縁日にいくというエピソードでは綿飴で顔をかくし、夜と縁日の光で照らされた晶の顔を見て「大野ってかわいいのな」といったり、小学生時代には外国に行ってしまう晶におもちゃの指輪を餞別に送ったり素敵過ぎます。
好きなキャラ。
晶の実の姉、大野真(まこと)です。彼女は素行が悪く、財閥の令嬢としてのさまざまな教育や習い事を放棄してしまい、反動で晶がきつく教育されているようです。彼女自身は晶のことが大好きで、真面目にやることはないと言ったりします。春雄によって綺麗に、少女から女性的になっていく妹のようすに好ましい興味を持っていて味方になっているようで好きです
好きなエピソード。
ゲーム大会の決勝戦で春雄と晶が競い合い、結果春雄が勝つのですがそのあと喧嘩をして河川敷の土手に二人で倒れこみます。春雄が素直な気持ちを伝え、それをきいていた晶の胸元にはあの指輪で作ったネックレスが...という話ですごくどきどきして大好きです。
おすすめ。
これは個人的に思っていただけなのですが、ドラマ「ゲームセンターCX」を見てからこの作品を読むと面白いと思います。
作品に関する思い出。
書店で売れ筋のマンガコーナーにあったので購入してみました。現時点でまだ5巻までしかなかったのですぐハマりました。この作者の話はやっぱり面白いです。
作者に関して。
春雄は作者自身かと思っていましたがどうやら違うようです。調べたところ、「ピコピコ少年」という作品の方は作者を投影しているそうなのでそちらの作品も衝動買いしてしまいました。