ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

スポンサーリンク

銀の匙12巻/感想&あらすじ・主人公の八軒の一年最後の冬の時期から二年生になり一気に三年生にまでなる…(ネタバレ注意)。 #マンガ


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

銀の匙 第12巻〜新章”四季の巻”〜

銀の匙もとうとう12巻になり、主人公の八軒の一年最後の冬の時期から二年生になり一気に三年生にまでなる…怒涛の12巻です。
11巻の終わりでは八軒の父親に投資してもらい、自分の会社を立ち上げるという夢の第一歩を踏み出したのですが、それも父親に納得してもらえる企画書を出さなきゃいけない…そんな話から始まります。

しかし何度も企画書を出してはダメ出しをされる為、とりあえず先に会社の実態と実績を作ろうと動き出します。
そして、フリーになっていた大川先輩を社長に据え、豚を一頭飼育し、バイトをして資金を貯め必要な資格を取って…と、着々と準備をして行きます。
そんな中、八軒や周りに刺激を受けた駒場が動き出します。
母親が無事に再就職を果たし、双子の妹達も自分達の夢に向かって勉強を初めている中、自分を犠牲にして家族を支えようと思っていた駒場は、母親の言葉で自分の中にくすぶっていた想いを出しました。
そして、何かを考えてそれに向かって一歩を踏み出して行きます。
踏み出した時には、去年果たせなかった想いを背負った野球部の仲間達が初の甲子園行きの切符を手に入れます。
皆、それぞれの想いを夢に向かって動き出す、という色々と動きのある12巻だったと思います。
シリアスな話に加えてちょこちょこと笑えるシーンもある、勢い良く一気に読める漫画です。