ダイヤのA(エース)43巻 甲子園かけた秋大決戦!
表紙は薬師の四番轟(とどろき)雷市。青道高校が薬師高校に1-0とリードしている二回表からツーアウトランナー三塁から、今巻はスタート。青道が、機動力を生かして、さらに追加点を入れた。
この漫画の特徴であるように回想シーンを入れながらの試合は、試合までの選手の気持ちが読み取れるのが良い。今回は、エース降谷の代役として先発のマウンドに立った川上の過去が明かされた。才能の差を痛感しながらも、才能のある選手と同じ舞台で野球をプレーするために試行錯誤してきた、中学時代の川上の様子が垣間見れた。少し、それてしまったが、これ以上流れを渡したくない薬師はなんと投手に轟をマウンドへ!
沢村のようなデタラメなボールの変化をしながらも豪速球ボールを投げ込みノーアウト二、三塁から四番御幸、五番前園、六番白州を抑えて無失点で切り抜けた。リードしながらも故障を抱えている四番でキャッチヤーでキャプテンの御幸がせいさいをかく。果たして、大丈夫なのか!青道ナインは甲子園出場、そして片岡監督の辞任撤退の撤回を賭けて、ますます激しい試合になってきた!