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ルサンチマン全4巻(花沢健吾)感想&あらすじ・主人公は坂本拓郎、ウオト印刷という印刷工場に勤める独身の30歳の男…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

ウオト印刷という印刷工場に勤める独身の30歳の男、坂本拓郎。ものすごい不細工で不衛生そうな外見にハゲ進行しているデブの完全な負け組の男。ある日、拓郎の友人である越後大作という同じく30歳の男で、無職、ちび、ブス、という主人公よりもダメな人間である人物にアンリアルという世界を教えます。

この「主人公よりもダメ」という基準が無職かそうでないかだけなので一見すると全く比較しずらいです。アンリアルというのはいわゆるギャルゲーという、2次元の女の子とデートしたりすることができるシュミレーションゲームで、その仮想世界の魅力に魅せられた彼は貯金をはたいて一式を買い揃えます。

「TUKIKO」と呼ばれるAIソフトを購入し、早速プレイ。しかしそのプレイを続けていくうちに、他のAIとはどこ違うと言うことに気がついたのです。花沢健吾と言えば、アイアムアヒーローで有名な人とは思えないです。和やかですごく下品なギャグ要素満載で面白いです。

最終的に月子は人類として再生されて誕生するのですが、その決断でよかったのかなと思います。月子ではなく、彼女を産もうと思った長尾まりあという女性です。訳のわからないDNAをもつ娘を産み、それは多分愛する男の誰の遺伝子を受け継いでいないのならいびつだなと感じました。