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七つの大罪12巻/感想ネタバレ注意!あらすじ・メリオダスが零した「ワンドル」というのは何なんでしょう…。 #マンガ


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七つの大罪12巻 エレインを想うバンの立場が切ないです!

『七つの大罪』12巻を買ってきました。帯に「累計800万部突破」と書いてありましたが、やはり人気なのか最新刊も既刊もなかなか手に入らなくって、書店を何軒か回ってようやく買い揃えることができました。

で、12巻の内容ですが。
メリオダスたちが死闘を繰り広げるなか、バンは密かに女神族と交信し、エレインの復活を願いました。その代償がメリオダスを殺すことだったわけなのですが……今回、バンは迷いも見せつつメリオダスを殺しにきましたね。
時には殺ル気満々のケンカをしつつも、本当にメリオダスを慕って懐いているバンの姿を見てきたので、この展開には涙です。鈴木先生はよりドラマティックにこの展開へともってくるため、バンとメリオダスの絡みを今まで積極的に描いてらしたのでしょうか。
ホークがバンに「(女神族の話が)うそだったらお前はダチも失くすんだぞ」と発言しますが、愛する人と最高のダチを天秤にかけねばならないのは辛いです。
それでもエレインを選んだバンですが、二人の過ごした七日間とはどれだけ濃密で幸福なものだったのでしょうか。ちょうどその部分が小説化された『七つの大罪 セブンデイズ』を読めていないので、妄想だけが脳内で広がっていきます。

とにもかくにも。そんなことを考えながら87話扉絵裏にある「番外編/メリオダスとバン」を読むと「うわぁぁぁ!」となります。お互いに譲れないんですよね。
ホークの言う通り、エレインは多分、バンにメリオダスを殺させてまで生き返ることは望まないと思います(ましてやバン自身の命と引き替えに復活することもです)が……バンはバンでずっとエレインの復活を望んできたのだから、今更止まれないんだろうなぁと感じました。
「あいつも…望んでる………よな?」という、酔って漏らしたバンの願望じみた言葉が切ないです。
メリオダスが「譲れない理由」は、現時点ではまだ曖昧で不明ですよね。読めない男であるメリオダスの過去が明らかになるのを、今か今かと待っています。

さて、バンとメリオダスの対決は一旦お開きになりましたが。
ヘルブラムの最期も悲痛の一言でした。親友を何度も殺さなくちゃならないキングがどこまでも可哀想です……ヘンドリクセン許すまじ。
そのヘンドリクセンですが、若返ってイケメン度がUPした上に、灰色の魔神の血を摂取してとうとう人間をやめてしまいましたね。
あの悪魔みたいなヘンドリクセン、見た目が非常に好みです。しかも鬼畜のような強さで、絶望感が半端ない!大罪や王国聖騎士たちが束になってかかっても、ヘンドリクセンには手も足も出ません。
瀕死のエリザベスとメリオダス。とどめを刺そうとするヘンドリクセン。その二人を庇うように現れたホーク(豚)!
……ど、どうなるのでしょう?この続きは。ホークに何か隠された能力的なものがあるのでしょうか?

そのホークとメリオダスの出逢いが描かれた番外編も、巻末に載ってましたね!
メリオダスが零した「ワンドル」というのは何なんでしょう。喋る鳥、のようでしたが……。鈴木先生のことですから、このタイミングでこの番外編が挿入されるということは、恐らく何らかの伏線なのでしょう。
13巻の発売が待ちきれません!