「オットに恋しちゃダメですか?」5巻 藤原晶・著
拓也の高校時代の親友である門所が初登場しました。
どこからどう見てもエリートサラリーマンといった感じの爽やかなイケメンである拓也ですが、高校生の頃はかなりヤンチャをしていたんですね。一緒に悪さをしていた門所はというと、チャラくて一癖ありそうな風貌で、ずいぶん違う方向に人生を進んでしまったんだなぁと思ってしまいました。
幸せな家庭には恵まれず、母親とも決別して高橋の名字も捨て、あかねと生きていくことを決めた拓也。そんな拓也の数少ない友人が門所だということが、とても興味深く感じました。
プライドもすごく高くてなかなか正直になれない拓也ですが、そんなところも深く理解しているあかねはさすがだなぁと感心します。門所とも対等に渡り合っていて、単純で素直で度胸があるところがあかねの魅力ですね。同じ児童福祉施設で育った友喜からの連絡を受け、また暗い方向に行きそうになった拓也ですが、あかねの存在のおかげで明るい人生を進んでいけそうでホッとしました。
ありがとう寄稿。
世界史を教えるには、まずその頃の服装から・・が、持論の准教授。とても博識で、歴史の話を始めたら止まりません。
感想・書評「奇妙な遺産:大村友貴美」ネタバレ注意・謎を解く探偵役が、この作品では「コスプレ准教授」なのです(レビュー)。 #読書 - みんなの恋愛ブログ。