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NANA-ナナ-(矢沢あい)感想&あらすじ・可愛い系の奈々とロックを愛するナナ、正反対の二人のナナが…ネタバレ注意。


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一言感想

正反対の二人のドラマチックストーリー

面白いところ。

可愛い系の奈々とロックを愛するナナ、正反対の二人のナナが出会い、同じマンションの部屋に住むことになる、ドラマチックな展開から始まるお話。
それぞれ、将来に悩み、恋に悩み、孤独を感じ、様々な出会いで心の隙間を埋めて、色々な別れを繰り返していく。
誰かの特別になりたい、人と違う特別な自分でありたい、本当に感情を動かされるお話だなと思いました。

奈々の恋愛体質で、優柔不断なところ、ナナの肩肘を張って、好きな人にも素直になれないところ、それぞれに誰にもある気持ちを感じ取れて、心の底から共感して話しに入り込んでいけるところが好きです。
育った環境も考え方もまったく違う二人が、運命的な出会いから交流を深めていく。
有名なミュージシャンとの出会いや恋愛、過去の恋人が有名人になり、まるで自分が置いていかれたという気持ち。
人との関わり方、不器用な愛し方、どこか女の子が憧れるストーリーと、入り込んでしまう展開は面白いです。

好きなキャラ。

小松奈々(こまつなな)
ザ・女の子という感じの奈々・通称ハチは、惚れっぽくたくさんの男の人と恋をするのですが、好きな人を追いかけるために東京に行ったり、一つ一つの恋に一生懸命に愛を捧げて生きていく姿が真っ直ぐで好きです。
自分にはできないことなので憧れます。
大切な人に惜しみなく愛を注げる、きちんと守ってあげられる、温かい心や母性も、とてもきれいで美しい女の子だと思いました。